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勝山記 65-66

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勝山記 65-66

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No.9333 勝山記 65-66

投稿日:2025年11月27日23時20分

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投稿者:冨士御室浅間神社 場所: 作成日:2015年12月16日16:46 勝山記
作品データ:Canon-Canon-PowerShot-G1-X / 15.1mm(35mm:) / F5.6 S1/50
○明応四年乙卯
  吉田鐘楼堂此年卯月申ニム子上ス
  御所嶋ヘヲチ玉フ、此年八月伊豆ヨリ伊勢
  入道甲州ヘ打入リカマ山ニ陳ヲハリサレモ
  和段ニテ引返ス、七月十三日大風吹テ作リ
  一本モ不入実飢饉ス、岡光長寺ノ
  大坊此年定リ玉フ也

○明応五季 丙辰 閏二月、此年北条ノ
  君武州ヨリ甲斐国都留郡吉田
  正覚庵ヘ移リ玉イテ富士ヘ御出テ、此年
  伊勢入道ノヲトヽ弥二郎、七月ラウトウ
  太敷共ニ打死、又此年八月十六日大水
  大風吹テ、作毛悉損ルナリ、罡ノ大坊
  客殿霜月大原ヨリ造立シテ本寺ヘ

 越奉ル、本寺ノ十羅刹堂此年造立也

○冬日テリ、此年日国坊為現世安隠
 後世霊山之本門壽量品奉誦始ル也、
 サテ無懈怠奉讀アリ、漸ク一万巻成就
                申候

○明応六季 ヒノトノ巳
 此年賣買吉、秋モ耕作吉、ヒヱ十分ニ

○明応七年戊午閏十月ナリ、
 正月ノ一日ヨリ事ノ外ニ、アタヽカニ雪フラス
 道吉、八月廿五日辰尅ニ大地震動シテ
 日本国中堂塔乃至諸家悉類レ
 落大海邊リハ皆々打浪ニ引レテ
 伊豆ノ浦ヘ悉ク死失又小河悉損失ス
 同月廿八日、大雨大風無限、申尅當
 方ノ西海、長濱同大田輪、大原悉ク
画像管理者勝山記からコメント

○明応四年乙卯
  吉田の鐘楼堂、この年卯月に申に向かって上げられた
  御所島へ落ちられた。この年八月、伊豆より伊勢
  入道が甲州へ打ち入り、鎌山に陣を張られたが
  和談によって引き返した。七月十三日、大風が吹き
  作物は一本も実らず、飢饉となった。岡の光長寺の
  大坊はこの年に定められた

○明応五季 丙辰 閏二月、この年北条の
  君が武州より甲斐国都留郡吉田の
  正覚庵へ移られ、富士へ出られた。この年
  伊勢入道の弟、弥二郎が七月、牢党
  太敷とともに討ち死にした。またこの年
  八月十六日、大水・大風があり
  作物はことごとく損なわれた。罡の大坊の
  客殿は霜月に大原より造立して本寺へ
  越し奉られた。本寺の十羅刹堂も
  この年に造立された

○冬日は照り、この年、日国坊が現世安穏
 後世霊山の本門寿量品を奉誦し始め
 さて怠りなく奉読があり、次第に
  一万巻が成就した

○明応六季 丁巳
 この年、売買は良く、秋の耕作も良く
 稗は十分に実った

○明応七年戊午閏十月なり
 正月一日より殊のほかに暖かく、雪は降らず
 道は良かった。八月二十五日、辰の刻に
 大地震が動き、日本国中の堂塔から
 諸家に至るまでことごとく倒れ
 大海辺では皆波に引かれて
 伊豆の浦へ尽く死に失われ、また小川も
 ことごとく損なわれた
 同月二十八日、大雨・大風が限りなく
 申の刻にあたり、この方の西海、
 長浜、同じく大田輪、大原もことごとく
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