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勝山記 133-134

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勝山記 133-134

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No.9370 勝山記 133-134

投稿日:2025年11月27日23時28分

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投稿者:冨士御室浅間神社 場所: 作成日:2015年12月16日17:04 勝山記
作品データ:Canon-Canon-PowerShot-G1-X / 15.1mm(35mm:) / F5.6 S1/60
 日ノ照リ申候事不及言説候、餘リ
 不思議サニ書付申候、此年ノ七月
 廿四日武田晴信様信州へ御馬ヲ
 被出候、ソレヨリ雨不里申候事
 無限、大原海ミ、タイカイヒ申候、
 三年ツ丶ケテ照リ申候間タ
 加様ニヒ申候、賣買ハ米ハ四升、
 小豆五升大豆六升大麦キ
 一斗、小麦四升、秋世中未タ
 不見候、草ヲイハ天下一ニテ候
 此年ノ八月六日ニチクノカウリノ


 要カイ一夜ニ九ツヲチ申候、此ノ年
 御曹子様始テ御馬ヲ信州へ
 出シ被食候テ、思フ程切勝チ
 被成候、此年小室モ自ラヲチ申候
 とて、内山ノ人数ヲシツケニ参リ候テ
 三百計リ打取ル、去程ニ上意様
 大慶満足被成候事無限候
 去程ニ木曽殿モ、竺殿モナラ
 ヘテ御出仕被成候、此ノ年八月
 廿三日ノ夜亥ノ尅ヨリ丑ノ時マテ
 大風吹キ候テ廿分ノ世ノ中カ一切
画像管理者勝山記からコメント

 日の照りが続いたことは言葉では言い尽くせない。あまりの
 不思議さに書き留めた。この年の七月
 二十四日、武田晴信様が信州へ馬を
 出された。それより雨が降らないことが
 限りなく続き、大原の海も、たいてい干上がった。
 三年続けて照りが続いたため、
 このように干上がった。売買は、米は四升、
 小豆は五升、大豆は六升、大麦は
 一斗、小麦は四升であった。秋の世の中はまだ
 見えず、草の生え具合は天下一であった。
 この年の八月六日、筑後の郡の

 要害が一夜に九つ落ちた。この年、
 御曹子様が初めて信州へ馬を
 出され、思うほどに切り勝ち
 なされた。この年、小室も自ら落ちたとして、
 内山の人数を密かに差し向け、
 三百ほどを討ち取った。そうして上意様は
 大いに満足なされたことが限りなかった。
 そうして木曽殿も、竺殿も並んで
 出仕なされた。この年の八月
 二十三日の夜、亥の刻より丑の時まで
 大風が吹き、世の中の二十分の一が一切
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